漆喰
サンキホームは漆喰や無垢材などの自然素材にこだわった「呼吸する家」こそ、結露やカビ、ダニなどシックハウス症候群の原因を防ぎ、お客様が安心して暮らして頂ける住まいと考えます。
自然素材で「呼吸する家」を実現する。
一見簡単そうではありますが、巷では自然素材と謳っているものの、産地や数値など明記不十分なものや信用のおけない、いわゆる「まがい物の自然素材」がはびこっています。
当社は左官業から始まり創業90年以上漆喰を扱ってきました。
漆喰の扱いを熟知している当社では素材における産地はもちろん、数値や管理・保管状況などを徹底的に追求し厳選した材料を使いメーカーと
共同開発したサンキホームオリジナル漆喰「鎌倉漆喰」を使用しています。
その他、本漆喰の取り扱いもございます。
自分や家族に優しい・地球に優しい家を作りたい。“漆喰”による家は、そんなあなたの理想に近い住宅です。
外壁・室内の壁・天井といった住宅の面積のほとんどを占める部分に利用する“漆喰”は、その主成分である「強アルカリ」によって様々な恩恵を受けることができます。
室内の壁や天井に利用することで、インフルエンザウィルスの分解、化学物質の吸着や結露、カビの発生を防ぐほか、静電気が発生しないため埃を寄せ付けません。
つまり、室内の空気は常に浄化され、きれいな状態になるので、自分自身だけでなく空気環境に敏感な赤ちゃんにも最適です。
“漆喰”は塩害にも強いため、塩分濃度の高い地中海沿岸地域の建築物には外壁材として利用されています。さらに、耐火性能も非常に高いため、日本では古くからお城や蔵といった、“貴重なものを守る建造物”の外壁に使用されてきました。
“漆喰”を使用した住まいは、「大切な家族や財産を守る」「数十年後のライフスタイルに合わせて対応できる」理想的な住まいと言えます。
- 微細な多孔質の素材であるため、優れた吸放湿効果があります。
- 石灰岩は「岩」なので燃える事はありません。ビニールクロスと違って、燃えて有毒ガスも出ないので安全です。お城や蔵に塗られたのも火に強いからなんです!漆喰は「熱」に強く、あるゼネコン会社の実験によると、ビニールクロスの部屋と漆喰の部屋とでは、冷房電力量が実に16%も削減できたのです。
- 漆喰は自身で二酸化炭素と化学反応を起こして固まるので、ボンドを一切使用しません。また、シックハウスの原因にもなるホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)を放出しません。
- 漆喰は強アルカリ性なので、有機物(カビの素)を分解する殺菌能力があります。また鳥インフルエンザウイルスや、宮崎県で起こった口蹄疫のウイルスにも効果があり、実際に漆喰の主原料である消石灰が感染予防のために使用されました。
- 漆喰は経年変化も楽しめますが、ちょっとした汚れは消しゴムやカッターで取れます。全体的な汚れはうすめた漆喰をローラーで塗れば元通り。
- ビニールクロスと違い静電気を発生させないので、ホコリ等を吸いつけません。※タンスの裏が黒くなる事もありません。
- 空気中のホルムアルデヒドやトルエン・キシレンを吸着・分解します。花粉症の症状が軽くなったりもします。
- 漆喰壁は自然で独特な風合いと質感があり、独自の白い輝きを放つのです。いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。
マヤの人々は建物の表面から地面に至る全てを、大量の漆喰で塗り固めていました。漆喰が水を通さないと知ったティカルの人々は、地下に貯水槽を漆喰で作り、雨水を貯めて生活していたと考えられています。
万里の長城の石積みのつなぎに使われたのも漆喰。
西安の城壁など、古い時代の建造物が崩れもせずにたくさん残っている理由は、漆喰のおかげとも言われています。
真っ白な漆喰の外壁・内壁はもちろん、貴重な黒漆喰を見ることもできます。
高松塚古墳・キトラ古墳は壁画古墳です。
どちらも漆喰の上に描かれています。
地中海沿岸の真っ白な街並み…
白と青のコントラストが美しいこの街並みの外壁にも漆喰が使われています。