先代から引き継いだ建物を修理しながら
引き継いでいく。中々大変な事です。
あっさり壊して、新しいデザインで作り直す。
今までそれが主流だったような気がします。
でもいま、古民家ブームもありまたエコという事も有り
古い物をどう生かしていくかも大切な事と思えます。
愛着が有ってなんとか存続させたいという気持ちも
あるようです。
写真は、門の引き違いの建具が壊れかけて、防犯上不安が有り
建具を作り替えました。
柱は根元が傷んでいたので補修して銅板巻としました。
桧の無垢の建具で独特なさわやかな香りがします。
見た目が白っぽく、浮き上がって見えますが
数年するとだんだんなじんでくると思います。
修理しながら町の風情をつないでいきたいものです・・・