先日、大山詣りに行って来ました。
随分前に住宅街で旅姿の銅像を見かけたのですが、
それが大山詣に出掛ける商人をモデルにしたものでした。
像があったのは世田谷区の用賀あたり。
そこから二子玉川周辺で大山道という道標をぽつぽつ見かける事もありました。
ここを歩いて伊勢原までお詣りに行っていたんだなぁと昔の人達の暮らしに
思いを馳せたりして…いつか行ってみようと考えていました。
元は農村の人達が雨乞いの為に大山を参詣していたのが始まりで、
いつの間にか物見遊山の旅に変わっていったのだそうです。
人々は東京からてくてく歩いて大山に上り、
お詣りをしてから帰り道は東海道に出て江ノ島や鎌倉で遊んで帰ったのだとか。
私が訪れた日は雨降り山らしく小雨がぱらついていましたが、
頂上の神社からは美しい山と街の景色を眺める事が出来ました。
神社の脇にはカフェがあるので美味しいお茶とケーキがいただけます。