シロアリの好きな木材

こんにちは。
サンキホームです。

湘南地域に住んでる方のお家でよく気にされるシロアリについて少しお話したいと思います。

私たちサンキホームがある湘南地域は沿岸部という事もあり、シロアリの対策をきちんと考えていかなくてはいけない地域になります。
白アリというと、木を食べるというイメージがありますよね。
白アリには木の中にも好物とそうでないものがあるんです。

特に好物とされるのが針葉樹の辺材(白身と呼ばれる樹皮に近い外側の部位)。
針葉樹は広葉樹に比べて柔らかい木質のため、シロアリには食べやすい木となります。
とくに海外輸入の木材は、日本の害虫に対する毒性が無く、
シロアリに最も狙われやすい木材と言っても過言ではありません。

実際下の写真は針葉樹の辺材にシロアリが集っている様子です。
しかし、実際の住宅づくりで使われる構造体のほとんどが針葉樹で作られています。
では、針葉樹の中にもシロアリの苦手とする部位を紹介します。
それは適度に乾燥した国産の芯辺材(赤身と呼ばれる中心の部位)です。
日本国産の木材は日本の害虫に対する毒性があり、
更に木の中心は最も毒性が強いと言われています。
そのためサンキホームでは、土台・通し柱・隅柱・管柱の主要となる構造体全てに
含水率にこだわった芯持材を使用しているのです。

家は広くて暖かければ良い…というわけではなく、
これからは20年・30年後の家の在り方を考えながらお家づくりをしていって頂きたいと思います。