太平台の家、基礎工事が完了しました。
基礎の下には、鎮物といって、
地鎮祭の際に神主さんから預かった木箱を埋めてあります。
鎮物(しづめもの)とは、土地の神様に対する貢ぎ物のことです。
本来は地鎮祭の際に埋めていたそうですが、
近年では、基礎工事の際に重機で地面を掘ってしまいますので、
基礎工事の途中で埋められています。
建物の中央部分に工事の安全を願って鎮める大切なものです。
箱の中身は人型、盾、矛、小刀、長刀子、鏡、水玉の七つが入っています。
これらを鎮めることで、
建物完成後のご家庭に、安穏と幸福をもたらすと考えられています。